会社PCを入れ替えるとき、スペック表だけを見て決めるのは難しいです。

私は会社で約30台規模のPC更新を検討したほか、調子の悪いPCの代替機2台を選定・キッティングしたこともあります。

実際にやって感じるのは、一番高いPCを買うのではなく、社員の仕事に合うPCをそろえることが重要だということです。

まず利用者の仕事を分ける

Excel・メール中心なのか、CAD・画像編集など重い処理があるのかで必要性能は変わります。

CPUは用途と世代を見る

型番だけでなく、数年使う前提で余裕があるかを確認します。

メモリは同時作業を基準にする

Outlook、Teams、ブラウザ、Excelなどを同時に使う部署では、最低限だけで決めないようにします。

SSD容量はデータの置き場所も見る

クラウド・共有フォルダ中心なのか、ローカル保存が多いのかで必要容量が変わります。

画面サイズは働き方で決める

持ち運びが多いなら軽さ、据え置き中心なら見やすさを重視します。

13・14・15インチの考え方も参考にしてください。

新品・中古・延命・リースを比較する

代替機を検討した際、新品は1台20万円近い候補もありました。

そのときは信頼できる業者から中古PCを購入する選択肢も取りました。

会社規模や用途によって、新品、中古、メモリ増設などの延命、リースのどれが正しいかは変わります。

価格だけでなく保証・納期を見る

大量導入では故障時対応や納期も重要です。

端子・周辺機器を見る

USB-A、USB-C、HDMI、有線LAN、ドックなど、既存環境とつながるか確認します。

キッティング工数も費用

PCは届いたらすぐ使えるわけではありません。

OS更新、ネットワーク、Microsoft 365、業務ソフト、プリンター、データ移行などが必要です。

社員へ渡す前に実務動作を確認する

ログイン、メール、印刷、共有フォルダ、業務システムまで確認します。

入替後に旧PCをどうするか決める

データ消去、廃棄、予備機化など、出口まで決めます。

会社PCの廃棄とデータ消去も参考にしてください。

約30台の入替では「標準スペックをどこに置くか」で悩みました

私が約30台のPC入替を検討したときは、ノートPC化を前提に、15インチ前後・メモリ32GB・SSD512GBを一つの基準として考えました。

理由は、単純に高性能にしたかったからではありません。総務、営業、管理部門では、Outlook、ブラウザ、Excel、Teams、PDFなどを同時に開く場面が多く、数年間使うことを考えると、最低構成だけでそろえる方が後から負担になる可能性があると考えたためです。

一方で、全社員へ同じ性能を与える必要があるかは別問題です。

  • 持ち運びが多い社員は軽さを優先する
  • Excelや複数アプリを常時使う社員はメモリに余裕を持たせる
  • 据え置き中心なら画面サイズを重視する
  • CADなど重い処理がある部署は標準機と分ける

実際の選定では、複数の候補機を並べて、価格だけでなく画面サイズ・メモリ・SSD・端子・保証・納期まで比較しました。

30台規模になると、1台数万円の差が全体では大きな金額になります。そのため、全員に一律の最高スペックを配るのではなく、標準機を決めたうえで例外部署だけ上位構成にする方が予算管理もしやすくなります。

PC入替の具体的な画面サイズ選びは、会社のノートPC入替で総務が確認することも参考にしてください。

まとめ

会社PC選びは、用途・CPU・メモリ・SSD・画面・保証・キッティング・旧PC処理まで含めて比較します。