会社PCを暗号化することは重要ですが、BitLockerは「有効にしたから終わり」ではありません。

実務で困るのは、ある日突然回復キーを求められ、誰も保管場所を分からない状態です。

暗号化前に回復方法を決める

個人任せではなく、会社として回復キーをどこに保持するか決めます。

端末と回復情報を紐づける

PC名、資産番号、シリアル番号、使用者などで端末を特定できるようにします。

回復キーをPC本体と同じ場所だけに置かない

端末故障・紛失時にも確認できる管理場所を使います。

閲覧権限を限定する

回復キーは誰でも見られる共有ファイルへ置かず、必要な管理者だけにします。

PC初期設定のチェック項目にする

暗号化状態と回復情報の登録確認をキッティングへ含めます。

Windows初期設定で総務が確認することも参考にしてください。

修理前に確認する

部品交換・BIOS変更などの前に回復情報を確認しておきます。

利用者変更時も会社管理を維持する

異動・退職後も端末を再利用するなら、復旧情報を会社側に残します。

廃棄時は暗号化だけに頼らない

BitLockerが有効でも、会社の廃棄基準に沿ってデータ消去を行います。

会社PCの廃棄とデータ消去も確認してください。

回復要求が出たら慌てて初期化しない

まず端末特定と回復キー確認を行います。

台帳との定期照合を行う

端末数と回復情報が一致しているか確認します。

まとめ

BitLocker運用では、暗号化・回復キー・端末台帳・権限・修理・退職・廃棄を一つの流れとして管理することが重要です。