初めての転職でやること|採用担当・転職経験者が準備を解説
初めての転職は、何から始めればいいのか分かりにくいものです。求人を見る、職務経歴書を書く、面接を受ける、退職を伝える。やることが多く見えますが、順番に進めれば大丈夫です。
私はこれまで転職を4回経験し、採用担当として応募者を見る側も10年以上経験してきました。この記事では、初めて転職するときに私ならどの順番で進めるかを整理します。
私の初めての転職は、在職中の転職活動ではありませんでした
私の場合、新卒で入社した会社でオーバーワークから体調を崩し、まず休職という形で現場を離れました。傷病手当を受けながら治療に専念し、休職期間満了で退職しています。
そのため、「在職中に求人を探して、内定を取ってから退職する」という一般的な転職の進め方ではありませんでした。退職後もしばらくは治療を優先し、その後、独学で簿記を勉強してから建設業の経理課へ転職し、仕事へ戻りました。
この経験から、初めての転職には一つの正解しかないとは考えていません。余力があるなら在職中に準備した方が収入面の不安は抑えやすい一方、私のようにまず仕事から離れる必要があるケースもあります。
大事なのは、他人の転職スケジュールに無理に合わせることではなく、今の自分ができるところから次の準備を始めることです。私の場合、その最初の一歩が簿記の勉強でした。
退職理由の整理については、面接で退職理由をどう伝える?、未経験職種へ進む考え方は未経験職種へ転職するには?で詳しくまとめています。
最初にやるのは「辞めること」ではなく条件整理
転職を考えても、すぐ会社を辞める必要はありません。まずは『今の会社の何を変えたいのか』を整理します。
- 年収
- 仕事内容
- 残業時間
- 休日
- 勤務地・通勤時間
- 転勤の有無
『絶対に変えたい条件』と『できれば変えたい条件』に分けると、求人を比較しやすくなります。まだ迷っている方は転職を考えている人へも先に読んでみてください。
初めての転職は6ステップで進める
STEP1|求人を見て選択肢を知る
応募する前に、勤務地や希望職種でどんな求人があるか見てみます。今の会社より良い条件があるのか、自分の経験で応募できそうな仕事は何かを確認します。
STEP2|これまでの仕事を棚卸しする
担当業務、工夫したこと、改善したこと、後輩教育、顧客対応などを書き出します。『普通にやっていたこと』の中にも、別の会社で評価される経験があります。異業種へ進む場合は、異業種転職での経験の伝え方も参考にしてください。
STEP3|職務経歴書を作る
職務経歴書は自慢を書く書類ではなく、何を担当してきた人なのかを伝える書類です。詳しくは職務経歴書の書き方で具体例をまとめています。
STEP4|応募先を絞って応募する
最初から大量応募する必要はありません。希望条件と求人内容を比較し、『ここなら話を聞いてみたい』と思える会社から応募します。
STEP5|面接では転職理由と次にやりたいことをつなげる
転職理由だけで終わらず、前職で得た経験と次の会社でやりたいことまで説明できると伝わりやすくなります。転職面接でよく聞かれる質問も確認してください。
STEP6|内定条件を確認してから退職を決める
給与、勤務地、入社日、仕事内容などを確認し、納得できてから退職へ進みます。在職中に活動する場合は在職中の転職活動の進め方も参考になります。
初めての転職で避けたい3つの失敗
- 勢いで先に退職する:焦って次の会社を決めやすくなります。
- 年収だけで決める:残業、休日、通勤、仕事内容も一緒に比較します。
- 前職の不満だけを面接で話す:次にどう働きたいかまで伝えます。
家族がいる方は、転職条件を決める段階で家族への転職相談もしておくと進めやすくなります。
求人選びや応募の進め方を一人で整理しにくい場合は、転職エージェントはどう使う?も参考にしてください。求人紹介だけでなく、転職軸や応募先の整理に使う考え方をまとめています。
応募前の準備をもう少し細かく整理したい方は、転職準備でやることも確認してください。求人を見る前に整理しておきたい項目をまとめています。
まとめ
初めての転職は、会社を辞めるところからではなく、条件を整理して求人を知るところから始めます。準備 → 書類 → 面接 → 内定確認の順で進めれば、必要以上に焦る必要はありません。全体を一覧で確認したい方は転職ガイドをご覧ください。
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