職務経歴書の書き方|採用担当が実際に見るポイントを解説
職務経歴書は、転職活動で『何をしてきた人なのか』を伝えるための書類です。立派な実績を並べることより、担当業務と役割を具体的に書くことが大切です。
採用担当として応募書類を見ると、仕事内容がイメージできる職務経歴書は読みやすく、面接で確認したいポイントも明確になります。この記事では、初めて作る人向けに構成と書き方を整理します。
職務経歴書の基本構成
- 職務要約
- 勤務先ごとの職務経歴
- 担当業務・役割
- 成果・改善したこと
- 活かせるスキル・資格
- 自己PR
最初から完璧に書こうとせず、まずはこれまで担当した仕事を書き出します。初めて転職する方は初めての転職でやることも合わせて確認してください。
採用担当が見る5つのポイント
1|何を担当していたか分かるか
『営業を担当』『総務を担当』だけでは情報が足りません。顧客対応、見積作成、備品管理、採用、システム対応など、具体的な業務まで書きます。
2|自分の役割が分かるか
チームの一員なのか、担当者なのか、リーダーなのか。どこまで自分が担っていたのかが分かるようにします。
3|数字や事実で説明できているか
数字にできる成果は数字を使います。『月○件対応』『○人の教育を担当』『作業時間を○時間削減』のように書くと仕事内容が伝わりやすくなります。
4|応募先と関係のある経験が見つけやすいか
すべての経験を同じ濃さで書くより、応募職種で活かせる経験を少し詳しくします。異業種へ挑戦する場合は異業種転職での経験の伝え方も参考になります。
5|読みやすいか
文章を長く続けるより、見出しと箇条書きを使って短時間で内容を把握できる形にします。誤字脱字や年月の間違いも必ず確認します。
書き方の例
悪い例:法人営業を担当。顧客対応や資料作成を行いました。
改善例:法人顧客約30社を担当し、既存顧客への提案、見積作成、納期調整、社内の製造・物流部門との調整を担当。後輩2名のOJTも経験。
派手な成果がなくても、担当範囲と役割が具体的なら十分に仕事のイメージが伝わります。
私なら実績を「仕事の規模・行動・結果」に分けて書きます
私自身の経験を職務経歴書へ落とすなら、単に「採用を担当」「予算管理を担当」とは書きません。
たとえば新卒採用では、部長・課長へ相談し、内容を資料化して役員会議へ上げ、初年度に約100万円を投資して新卒4名の採用につなげました。
これを職務経歴書へ書くなら、次の3つに分けます。
- 規模:初年度予算約100万円、新卒4名採用
- 行動:上司への提案、資料作成、役員会議への上程、採用施策の実行
- 結果:新卒4名の採用につなげた
予実管理でも同じです。予算を超える支払いをシステム上で止める運用を行い、3年連続で前年比粗利130%を達成した経験があります。
重要なのは数字を大きく見せることではなく、自分が何を担当し、どこを工夫し、その結果どうなったのかを採用担当が追える形にすることです。
数字がない仕事でも、担当件数、関係部署、業務頻度、改善前後の変化など、仕事の規模を伝える材料はあります。
自己PRまでつなげる場合は、転職の自己PRは実績がなくても書けるも参考にしてください。
職務経歴書でやらなくていいこと
- 実績を必要以上に大きく見せる
- 専門用語だけで仕事内容を説明する
- 前職への不満を書く
- 応募先と関係のない情報を大量に入れる
書類ができたら、次は転職面接でよく聞かれる質問を確認して、職務経歴書に書いた内容を自分の言葉で説明できるようにしておきます。
まとめ
職務経歴書で大切なのは、すごい実績ではなく『どんな仕事を、どの範囲まで担当してきたか』を分かりやすく伝えることです。転職活動全体の流れは転職ガイドから確認できます。
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