PCキッティングをすると、意外と時間がかかるのがWindows Updateです。

私が代替PC2台を同時に準備したときも、箱を開けてネットワークへつないだあと、まずOSを最新状態まで更新しました。

会社PCでは、更新を止め続けるのも、業務中に一斉実施するのも困ります。

更新を完全放置しない

セキュリティ・互換性の面から、長期間止め続けない運用にします。

いきなり全台で試さない

台数が多い場合は少数PCで更新し、主要業務を確認します。

確認する業務を決める

業務システム、Excel、印刷、VPN、周辺機器など、会社で止まると困る機能をチェックします。

再起動の時間を社員へ知らせる

作業中データを失わないよう、更新・再起動の予定を周知します。

更新後すぐに“Windows Updateのせい”と決めない

不具合発生時刻、対象端末、同じ症状の台数、更新履歴を確認します。

同じPCでも更新時間は違う

同じスペックの2台を同時に設定しても、片方だけ時間がかかることがあります。

一斉作業では余裕を持ちます。

新PCは社員へ渡す前に更新する

初日に長時間更新が走らないよう、キッティング時に確認します。

ドライバー・周辺機器も確認する

更新後にプリンター、Wi‑Fi、スキャンなどが正常か確認します。

PC台帳と更新対象をつなげる

古いOS・端末を把握しやすくなります。

総務のIT資産台帳も参考にしてください。

問題時のエスカレーション情報を残す

端末名、更新日時、エラー、試したことを整理します。

実際に、Windows 11移行後にLAN不調が出たPCもありました

私が扱った社内PCでは、Windows 11へ移行したあとに有線LANが不調になった端末がありました。

ただし、ここで「Windows Updateが原因」と決めつけるのは危険です。OS更新の直後に症状が出ても、実際にはLANドライバー、ネットワーク設定、機器側、ケーブルなど別の要因が重なっている可能性があります。

私なら、更新後に通信トラブルが出たときは次の順で確認します。

  1. 同じ場所・同じ回線で他PCは通信できるか
  2. 有線LANアダプターが正常認識されているか
  3. IPアドレスを正常取得できているか
  4. デバイスマネージャーに警告がないか
  5. PCメーカー側のLANドライバー更新がないか
  6. 更新履歴と不具合発生時刻が一致するか

重要なのは、更新前後の変化を記録しながら、OS・ドライバー・端末・ネットワークを分けて確認することです。

社内PCをまとめて更新するときは、全台一斉よりも少数端末で先に業務確認しておく方が、こうしたトラブルを限定しやすくなります。

まとめ

Windows Updateは、テスト・周知・再起動・業務確認・記録まで含めて運用すると、放置と一斉トラブルの両方を避けやすくなります。