転職活動を始めると、「何を基準に会社を選べばよいのか分からない」という状態になりやすいです。

私自身、複数回の転職を経験し、採用する側として応募者を見る立場にもなりました。その中で感じるのは、転職軸は格好よく作るものではなく、自分が次の会社で何を変えたいのかを言葉にする作業だということです。

転職軸は3つに分けると整理しやすい

私は、条件を次の3つに分けて考えると整理しやすいと思っています。

  • 絶対に譲れない条件
  • できれば叶えたい条件
  • なくてもよい条件

たとえば勤務地は絶対、年収は一定以上、リモート勤務はできれば、というように優先順位を付けます。

「今の会社の不満」だけで作らない

残業が多い、人間関係が悪い、評価されない。こうした不満は転職のきっかけになります。

ただし「嫌だから辞める」だけでは、次の会社を選ぶ基準にはなりません。不満を裏返して、次の会社ではどういう状態なら続けられるのかまで考えます。

仕事内容は求人票の言葉だけで判断しない

同じ「総務」でも、会社によって担当範囲は大きく違います。庶務中心の会社もあれば、採用、法務、情シス、業務改善まで担当する会社もあります。

そのため、職種名よりも実際の業務範囲を見ることが重要です。

年収は「額面」だけで比較しない

基本給、賞与、残業代、手当、退職金、年間休日などを含めて比較します。

年収が上がっても通勤時間や残業が増えれば、生活全体では負担が大きくなることがあります。

転職軸は途中で変わってよい

求人を見たり面接を受けたりすると、自分が本当に重視している条件が見えてきます。

最初に決めた軸へ無理に固執する必要はありません。比較する中で優先順位を更新していく方が現実的です。

採用担当として見ると「一貫性」が重要

応募理由、退職理由、志望動機がすべて別々の話になっていると、採用側は「結局何を求めているのだろう」と感じます。

転職軸が整理できている人は、退職理由から志望動機まで話がつながりやすくなります。

まとめ

転職軸は、企業へ見せるための言葉ではなく、自分が会社を選ぶための基準です。

譲れない条件・できれば叶えたい条件・なくてもよい条件に分け、実際の求人を見ながら更新していくと判断しやすくなります。

転職活動全体の流れは、転職ガイドも参考にしてください。