「就活を始めないといけないのは分かっている。でも、何から手を付ければいいのか分からない。」

新卒の就活では、最初から企業を何十社も探したり、完璧なエントリーシートを作ったりする必要はありません。採用担当として10年以上、学生や若手の応募書類・面接を見てきましたが、準備が進みやすい人ほど、やることを順番に分けています。

まず全体像を知り、自分のことを整理し、会社を知り、書類と選考の準備をする。この順番で十分です。この記事では、就活のスタート地点から面接までを整理します。

総務の桜場さん
総務の桜場さん
就活って、最初から完璧なESを作ったり何十社も探したりしなくて大丈夫です!まず全体像を知って、一つずつ進めればOKですよ。

就活全体を一覧で見たい方は、先に新卒就活ガイドを開いておくと、この先の記事も探しやすくなります。

就活は6つの順番で進めれば大丈夫

1.就活の全体像を知る
まず「これから何をするのか」を把握します。企業ごとに選考時期は違うため、特定の日付を覚えるより、説明会・応募・書類・選考・面接という流れを理解しておくことが大切です。

2.自己分析をする
向いている仕事を一発で当てるためではありません。自分がどんな場面で力を発揮したか、何を大切にしたいかを言葉にします。詳しくは新卒就活の自己分析のやり方で整理できます。

3.業界・会社を知る
会社名や知名度だけで決めず、仕事内容、働く人、顧客、勤務地、働き方などを比較します。インターンに参加できる場合は、会社を知る機会として活用してください。インターンシップの選び方・活かし方も参考になります。

4.エントリーシートを作る
ESは文章のうまさを競うものではありません。質問に答えているか、経験が具体的か、志望理由につながっているかを確認します。エントリーシートの書き方で基本の型を確認してください。

5.選考に備える
グループディスカッションでは、目立つことより、周囲の話を聞き、論点を整理し、チームを前へ進める姿勢が見られます。詳しくはグループディスカッションのコツで解説しています。

6.面接を準備する
回答を丸暗記するのではなく、自分の経験と志望理由を自分の言葉で説明できる状態を作ります。新卒面接でよく聞かれる質問も確認しておきましょう。

最初にやることは「応募」ではなく「整理」

就活を始めると、周囲の応募数や内定の話が気になりやすくなります。ただ、他の学生と同じ会社を受けることが正解とは限りません。

まずは、興味のある仕事、避けたい働き方、勤務地、仕事を通じて身につけたいことを書き出してみてください。条件を完璧に決める必要はありません。「今の自分はこのあたりを気にしている」と分かるだけでも、会社を見る基準ができます。

採用担当として、早めにやってほしい3つのこと

締切を一か所で管理すること。 ES提出、説明会、適性検査、面接など、企業ごとに期限が違います。手帳でもカレンダーでも構いません。見落とさない仕組みを先に作る方が重要です。

自分の経験をメモしておくこと。 アルバイト、部活動、ゼミ、学業、趣味、家庭での役割まで、使える経験は意外と多くあります。面接直前に思い出そうとすると大変なので、普段から書き残しておきます。

会社を一社ずつ比較すること。 有名かどうかではなく、「自分がその会社で何をするのか」を見てください。同じ業界でも仕事内容や働き方はかなり違います。

就活で迷ったら、次の一つだけ進める

全部を同時に進めようとすると、就活は急に重くなります。今日は自己分析、明日は一社だけ企業研究、その次はESを一問だけ書く。それくらいでも前に進んでいます。

就活の目的は、早く内定を取ることだけではありません。自分が納得して働ける会社や仕事を探すことです。焦っているときほど、順番に進めてください。

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まず自分の経験を整理するなら → 新卒就活の自己分析のやり方

会社を実際に見てみたいなら → インターンシップの選び方・活かし方

就活全体に戻るなら → 新卒就活ガイド|自己分析・ES・面接まで